イタリアからのてがみ

Bar

2008.2.23


 このイタリアという国は、基本的にコンビニのない国で、そのコンビニに近い買い物の出来るところであり、もちろん朝食会場でもあり、夕方少し軽く酒を飲むところであり、50年前の日本の井戸端会議の場でもあり、ファッション・ショーや、買った新しいものを披露する場所でもあるのがBar(バール)です。
 この国の食については、今やよく語られるのですが、朝食については、あまり語られていないようです。多くの国の中でも決して豪華ではないのが、一般的なイタリアの朝食です。むしろ質素かな?カプチーノに小さなブリウオッシュというところでみな済ませています。ところが決まって甘いものを摂っています。これをエネルギーと言っていますが、ブリウオッシュにも、中にジャムかチョコレート、カスタードクリーム、蜂蜜など、ないものでも上に砂糖が。またもちろんカプチーノにも砂糖を入れています。筆者は、いろいろな国に行くことがありますが、どうやら栄養価が高くて胃に重い、ほかの国の朝食よりも、イタリア式の胃にあまり負担のかからない、でも甘味のあるものを取って、血糖値をあげたほうが、何か愉快に一日が始まるみたいな気がします。

 生きることは決して楽だとは思いませんが、何かで腹立たしいく感じたり、すぐ怒りっぽくなったと思ったり、またそんな自分を変えたいと思う方、すぐここOrvietoまで来ることは、けっして簡単ではないと思うのですが、イタリア式のカプチーノに砂糖を入れただけの朝食にしてみたらいかがですか?
 「楽しくないと仕事ではない!面白くないと人生じゃあない!」なんて言えるようになるかもしれません。

最近の記事

月別アーカイブ

ブログを検索