イタリアからのてがみ

Coreggare!

2008.3.29

手入れの終わったぶどう!
Coreggareがやっと終わりました。ぶどうから、ずいぶん涙を流されました。二日も三日も泣いているものがありました。
この辺では普通ぶどう畑の突端にコンクリートの柱を使います。毎年このぶどうのつるを矯正する前にそのコンクリートの柱の穴に太い針金で端から端まで、しっかり針金を張る作業をして、ぶどうの枝の矯正を始めるのです。でも永い間には緩むので、土木用のブロックを積むときに芯に入れる鉄の柱を曲げたもので、針金を巻き込みコンクリートの柱に引っ掛けて張るわけです。わかりますか?言っている意味?
この作業は、これからぶどうの芽が出てぶどうが重くなったときもする作業です。
あっ!この収穫しやすいところまで枝を張った針金に付ける作業をCoregareと言います。矯正するという動詞です。

これが終わるとイバラの撤去作業です。有機はたいへんです。毎年イバラが同じところから出てくるのに、一切薬を使わないのですから。まあこれは、直ぐにしなくてもいいので、今日は、激務で痛くなった体を少し休めます。


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