イタリアからのてがみ
松の葉
2008.8. 5
日本も暑い日々が続いているようですが、ここOrvietoも連日40度近い気温が続いています。ただ乾燥しているので、日本の熱さとは違います。でも暑いので、「良くぞ男に生まれけり!」という言葉がありますが、どうしても身に着けているものを、脱ぎたくなります。それでも、太陽の照りつける陽の強さは「痛さ」を感じるほどです。全ての生きものは、日陰を求めています。
そんな中、当Il Riposinoには、Romaの赤松があり、これが、針葉樹のくせに、暑いこの時期に葉を落とすのです。その処理をしておかないと、秋に雨が降ると樋がつまり、何しろ、松の葉は酸性が強いので、下から緑が生えて来ません。
ですから、このように、暑さを圧して、労働をしないといけないのです。サングラスと帽子と水筒が必要です。