イタリアからのてがみ
Orvieto2010春Il Riposino
2010.5.11
畑を一巡しました。 春ですが、雨が多い気がします。ここ3日は、暖炉が必要です。町では、のどにくるウイルスとお腹にくるウイルスがはやっているとか?私は、春なので、頭を短くしたせいか?のどのウイルスに襲われたようです。
なしです。もちろん洋ナシですが、その中でも、出来てから、取って納屋においておいて糖度の増すものです。完成時は、茶色のものです。
オリーブの花芽です。陽がさして、もう10日もすると花になります。それはそれは、かわゆい白い花でして、私の最も好きな花です。
ぶどうは、もう小さな実になっています。もちろんOrvietoのDOCの畑なので、トレビアーノです。
これは?わかりますか?りんごなのです。摘果を忘れたので、出来てから、ちょん切る作業を、想っています。地面が乾いてからしましょう。
さあ?これは?
そうです。さくらんぼなのです。うちの果物の中では、一番早く食べられるものです。収穫は、鳥との競争になりますが、毎年おいでいただいた方方にとっていただいています。美味ですが?今年は、どうでしょうか?
非常に苦労する作業でしたが、ここの誇るOrvieto Classico DOCの畑です。いばらの処理はじめたいへんなもので、腕が傷だらけです。破傷風の予防注射まだきいているかな?などと考えるのです。
丹精こめて作ったばらです。と言いたいのですが、そんなに丹精こめていません。もともとRoma時代から、ワイン畑の突端には、バラを植えました。バラで、中のぶどうの状況を判断するものでしたから。たいした手間のかかるものではないのですが、前橋の花がばらということもあって、50株を超えるものになりました。
そのほかいちじくも形になり始め、菖蒲も咲き、ポピーも咲き、まさに春らんまんですが、雨が止まない。
私は、ウイルスで喉がいたい。
村の人の話では、5月いっぱい雨が降ると言っています。そしてそのとたん、夏になるのです。
プールを5月30日に開けようと思っています。Il Riposinoの春でした。