イタリアからのてがみ
12月のOrvieto
2010.12. 2
冷たい雨が降っています。観光客も消えました。
店をやっている人がよくこの時期に、バカンスをします。アフリカに行く人も多いようです。
イタリア人という国は、7月8月は、熱いのでバカンスをして、12月は、クリスマスなので、バカンスをするのです。今は、クリスマスバカンスのことばかりが話題になっていてます。クリスマスにはたくさん食べたいので、ダイエットする人もいます。12月の25日は、Gesuの誕生日でしたね?教会にもいかない奴が、いっちょまえにクリスマス休暇は、楽しみのようです。何しろ、この時期は、あらゆるものが、あまり機能しません。別れるときは、Buon Natale!と言います。
機能するしないは、仕事のことですから、いいとして、この時期になると、夜明けも遅いし、夕方も直ぐに暗くなります。おまけに冷たい雨が降っているし、寒いのでジメジメはしないのですが、精神的にも暗くなる時期なのです。
その暗さを華やぎに変える現象が二つあります。一つは、各通りや各まちまちに飾り付けられるイルミネーションです。日本の神戸や有楽町で、イルミネーションを見たことがありますが、やっぱり監修は、イタリア人でしたが、毎年見慣れている人が多いからイルミネーションのデザイナーなどがいるのでしょうか?祭りや、騒ぎは、歴史なのでしょうか?
毎年、このイルミネーションは、暗いこの時期に、いささかのいろどりを我々にあたえてくれています。
もう一つは、ショーウンドウです。この画像は上海の店ではありません。正真正銘イタリアなのです。真紅の下着が、並び始まるのです。12月につける下着なのです。幸運をもたらすものなのだそうです。下着というものは、限られた人にのみ、みせるものか?と思っていたのですが、夏のイタリアの様子をまじかに見るとそうでもないと感じるのです。