イタリアからのてがみ
がんばれ日本!トスカーナ州モンタルチーノ村から!
2011.3.19
Montalcinoの役場前のBarのレジの前です。トスカーナ州のこんなに小さな町で、このポスターを見かけたのです。
今朝もOrvietoの学校の前で、日本の地震と津波の被害の募金活動をしている人に会いました。
さきおとといも、Romaで、同じように、募金を募っている人に会いました。
すごいです。
海外で生活している日本人が日本のことを思っていることに感動を覚えるのです。
このMontalcino村に、Maurizioという人がいて、その人に、会いに行ったのです。そして、用事を終え、Cafeということになり、お嬢さんと奥様のやっているBarに行ったら、このがんばれ日本を見たのです。
この近くにもう一人会う人がいて、その人に会って、その後Buonconventoというこれまた小さな町の小さなOsteriaで食事を楽しみました。食事を終えると、四方さんという京都出身のシェフが挨拶に来てくれました、彼の言うのには、「何も出来ないのですが、ここでこうして生きてゆけるのも日本のおかげ、仕事以外の時間は、全力で、募金運動をしているのだ!」ということです。Montalcino村のポスターは、彼の仕掛けだったのです。
そういえば、Romaの募金も、Orvietoの募金案内もたしかに全てが手作りでした。私はイタリアに、生きる日本人は、日本を捨てた人たちか?と思っていたのです。しかし、そうではなかったことに、大きな喜びを感じたのでした。
私も、微力ながら、今日はRomaのその募金運動に参加して、明日、混乱の日本に向かいます。
パイロットさえ嫌っている日本へ!
私は日本人!