イタリアからのてがみ

2011Vinitaly

2011.4. 9

 今年もヴェネト州Veronaで、4月7日から11日まで開催されました。毎年のことですが、この時期Veronaでの宿をとることは、難しく、今年もマントバに宿をとり、通いました。
  災害によって、日本人は例年より少ない感覚を覚えました。また、入場料も45ユーロと高くなって、入場人数の少なさの一つの原因か?とも思えます。それでも、朝のVeronaの駅、その会場までのバスは、日本の朝のラッシュ並みでした。(もっとも私はあまり経験がないのですが)

 ここのところイタリア全土が、一気に夏になって、昨日今日とともに30度くらいの気温になり、同時に乾燥が始まってきています。もう日焼けします。若者たちは、その若さの証に思い切り肉体を誇ります。

 暑い中、今日は一人だったので、時間をかけ、じっくり見ました。ワインの味は、みなそこそこなもので、これほど多いと、選べないですね!
私は、製造しているぶどうを見ていますが、知らない人がワインを選ぶのは、価格!味?デザイン!なのでしょうか?ただ、みんな違うので、自分の好みのぶどうを選ぶか・選んだ人を信じるかしかないみたいです。
 歩きつかれて、駅に向かうと、ただのただものとしか見えない人たちが、ヘリコプターで、会場を行き来しているのを見て、(ある先輩に教えられた言葉で、自分も良く使っているのですが、)「金で何とかなることに感激すると、軽くなるよ!」という言葉を思い出すも、足が棒になった私には、「軽くなってもいいから、今度は、ヘリコプターで会場まで来たい!」という望みを持ちました。でもこのヘリどこから来て、どこに行くのでしょうか?Verona PNには、ヘリポートないですね?
 
 Veronaからマントバまでの列車に乗ると、切符には、37kmと書かれてあり、何故その距離を1時間もかかるのか?と思いつつ、疲れた身体にジーゼル列車の音も心地よく、もう8時すぎまで明るくなった車窓を見ると、なしの花が満開でした。

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