イタリアからのてがみ
2月のぶどう
2013.2.11
ふゆの間に、蜘蛛の巣のようになったぶどうの枝の中でしっかりしたものを残して、ほかの枝を処分する作業が必要です。
かなり大幅に切ります。この作業は、手がかじかんでいる時期ですので、けっこうきついものです。Regareという作業ですが、辞書にありません。ここの地元の言葉かな?スペルが違うかな?まあ、樹齢に合わせて、若いものだと、一番成長の見込めるのを一本、35年くらいたったもので、3本くらいを残します。
ね?こうして終えるときれいでしょう?ついでにオリーブの畑を見回りました。いのししの被害が大きいのに、驚いています。
ここIl Riposinoは、Vitervoの方から来ると、うちの前で視界が開けます。多くのツーリストが私のところの前に車を止めて、写真を撮ります。私も今日はそんなに良い位置なのか?とみてみて、新しくしたカメラで撮ってみました。
そんなに大したものではありません。
まだOrvietoは寒いです。私は、のどが痛くてたまりません。長い旅のあとには、どういうわけかのどから、入って風邪をひきます。
しっかり食べていますし、あめもなめ続けていますが?外は寒いし、ユーロが上がるし、いい医者はいねえし、でも気を取り直して、川島なおみさん推薦のトマト、バジル、野菜のすき焼きを作りましょう。
きのう帰ったお客様から風邪薬を残してもらったので、日本人なんだから日本の薬を体に与えましょう。その前に割り出しを作ってからと思って、かったるい体に、鞭打って、やります。
こう長い距離飛行機に乗ったあと、たびたび、具合悪くなると、根本的に、どっか悪いのか?と思いますが?
でもここイタリアで健康診断や、相談はできないので、今度帰国の際に考えましょう。
まあ、そんなに思い残すこともないのですがもう少し、やらないとと思っているのです。
明日、Pretoroまで行く予定だったのですが、銀行や、Orveitoにいる仕事に変えましょう。グランサッソという氷河のあるところを超えないといけないので。