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今年の冬!Orvietoから。

2013.3. 5

 どうやら、例年のごとくですが、今年のOrvieto、一度軽い雪にあったくらいで、冬が終りそうです。でも、その軽い雪の日に、ここIl Riposinoでは事件がありました。

 その軽い雪に滑ってプールの上のところに、かわゆい小さな車が飛びこんできたのです。幸いこの車、ちょっと持ち上げると、起き上がりこぶしのように、横になっていても簡単に起こせて、ごらんのとうりのふつうの形になっちゃう面白い車です。どこのメーカーなのでしょう。日本のもの?と思っていたら、これは電気の車で、免許なくても乗れる車だそうです。イタリアには、免許がなくても乗れる車が何台かあって、免停になった人や小生意気な少年が、乗る車があるのです。その一つのようです。まあ、50ccの車と思っていいと思います。ともかく、ドライバーにけがもなくすみました。朝の出来事でした。ハンドルを握っていたのは、上のPoranoに住む少年(小生意気な?)で、親御さんが来て、塀は直すからと言って、帰ったのです。

 イタリアでは、自分の責任で、ひとの家を犯しても、完全に治してくれるのは、当たり前ではないのです。でも幸い、うちでは、車が突っ込んできて、2週間ほどたった一昨日から、工事をして、今日までかかって終えました。

 まあまあ良くできました。工事は、アントニオとセルジョというウクライナ人でした。ウクライナ人らしく、顔は泥棒みたいですが、心は優しいOperaiでした。私はすかさず、D’Oroという木を8本植えました。 イタリア語では、金という名前の木ですが、肉を煮るときに使う葉っぱの木です。私は、何しろ植物の名前にうといので、ちょうどおいでになっていた日本の方と台湾の方にその名前を聞くと、日本では、ロリエという名前の木だそうです。強い木なのです。雨模様なので、濡れながら、塀の横に植える作業を行い、、Elioといっしょに、ばらの剪定もしました。あした天気なら、イノシシで穴だらけになった、芝を手入れしましょう。

 春になる前に、やることたくさんです。
 でも、スイセンのつぼみ、ぼけの花!そして緑、鳥のさえずり、春は、もうすぐです。

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