イタリアからのてがみ
今日は誰かの誕生日?Orvietoから
2014.2. 9
久々に新装なったCoopに行ったら、Orataのよさそうなものがあったので、買ったら、「今日魚のバーゲンだから!」「ほかは?」と若いかわゆいラガッザに言われ、つい目の前にタコがあったので、買ったのです。
早朝、Romaに出て、急いで引き返してきて、L'una(午後一時)直前だったのです。
Orataは、辞書によると、チヌ、クロダイと書かれてあります。
どうしても内陸のOrvietoでは、魚は貴重品です。このOrata、フィルターをした、出来たら、一年以上たったオリーブオイルで、フライパンで焼き、レモンと醤油で食べると、最高の味なのです。
つまり、タコとクロダイなんて、Orvietoでは、普通そろわないので、誕生日と書いたのです。
ところが、タコの塩抜きに失敗しました。情けないことです。酢と塩で洗ってでも、塩が抜けないので必死で洗ったところ、抜けすぎてしまったのです。途中で何度も確認をしたのですが、抜けない、抜けないと思っている最中に、抜けすぎてしまったようです。こうなると、新じゃがとタコの定番のTapasを考えていたのですが、いけません。この辺がやはり素人なのですね!塩抜きに失敗したタコは、ただのゴムです。
しかたないので、トマトソースと合わせて、Pastaの具にしましょう。
でも魚の食材がそろうことは、豪華なもので、まるで誰かの誕生日のようです。
ね?
画像は、アメリカ製の醤油です。
でも今日のOrata、目の下、あご、この醤油一つで、見事に、変身します。もちろんハバールの赤の岩塩、クラコフの青色の岩塩、サルデニアの海塩、シチリアのそれ!全部試していますが、醤油に勝るものはないように思えます。
もうちょっときれいに焼けばよかった?
つい!はい。ごめんなさい。