イタリアからのてがみ

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2014Vinitaly Veronaにて

2014.4.12


 Veronaというと、ロメオ様ロメオ様のロメオとジュリエッタの町、アイーダの町と言われるのが定番ですが、毎年この時期は、Vinitalyというイタリア最大のワインのショーがあります。世界中のバイヤーや、ワイン関連の人々が集まります。
でも本当にこの時期は、宿、Taxiなどの手配が大変で、でも私はもちろん仕事のためなら、今でも路上でも寝る覚悟はありますが、命と、知っている人に見られる怖さもあります。幸い今年はVeronaに宿が取れたのです。しかし、宿から会場までのTaxiが来ない。たまたまいっしょしたポルトガルの人といっしょに乗り合わせ、会場に着くも、約束した人も渋滞に巻き込まれて時間に来ないことがわかって、着くまでの間、仕方なく会場を、回って見ると、トスカーナで二人知り合いに会って、そしてOrvietoのDuomo前の土産物屋のおやじに偶然会ったのです。、私が、「お前なんでここにいるんだよ?」と問うと、この答えが、「お前がいるからさ!」この会話の絶妙さ!本当にイタリア人というのは、会話力に長けている民族と感じたのです。そんなこと言われると悪い気しないもの。
 
 その後、約束した人も来て、順調に商談も済んだのです。
  
 もう10年来、毎年Vinitalyのため、ここVeronaに来ているけど、町を見たことのないことに気ずき、陽も長くなってきたため、ジュリエッタの家を見に行きました。

いいですか?ここでシエクスピアはVeronaに来たことがなかったなどと言ってはいけないですよ!

 ロメオが登ったというジュリエッタの窓辺は、今の私でもその気になれば、登れる程度の窓辺でした。しかし、その後みた光景は?、そのジュリエッタの家の中庭に、ジュリエッタの像があるのです。その左のおっぱいを触ると福が来るとかで、多くの善男善女?が像のおっぱいを触るのです。オジサンが触るのは、見ていられないのですが、みなにこやかに触るのです。

 すこしおかしいか?怖いですよね?でもみんな明るく触るのです。私も自分が、どう考えても見てもおじさんですし、この人よりもいやらしく映ると思ったし、あの人ごみを分けて、ブロンズのおっぱい触りに行く勇気がなく、遠目にその様子を見ていました。
 しかし、女の人が触るのは、そんなに不自然な気がしません。

 そんなことないですか?

 ともかく、10年来初めてのジュリエッタの家でした。ジュリエットですね?日本語では。

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