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Kamikaze かみかぜ  神風

2015.11.19

 日々パリのテロのニュースが続いていますが?日本では、遠いヨーロッパのことと感じていると思います。言いづらいのですが、君子でない私は、パリにいまして、まあよくもこんなにたくさんの警察官がいるものだ!という雰囲気を感じました。
 Orvietoに戻って、パリでいたところがひやひやの場所であったことを、確認できて、でも今生きていることを幸せに感じています。
 ところで、今朝のイタリアの新聞に、日本人としてどうも理解できない不快な言葉があるので、ご覧ください。

メッセジエーロという新聞です。

 つまりヨーロッパでは、無差別自爆テロのことを「かみかぜ」という名前を使っています。もともと日本語であったことは、承知していますが、この言葉は、元(げん)が日本に攻めてきたときからの言葉で、近年では、特攻隊の名前になって、そのときは、でも自爆は自爆なりに少なくとも、無差別のものではなく、もっともっと神聖で、高貴で、気高い名称であったはずです。多くの国を代表する人たちに微力ながら、ここ10年くらいの間に無差別自爆を「Kamikaze」と言ってほしくないと、訴えかけているのですが、通りません。その後に、かつて、トルコ風呂というのがあって、トルコの人がその実態を知って、その業はソープランドという名称に変わったでしょう?と付け加えたのが良くなかったのか?
しかし、もうヨーロッパでは、無差別自爆テロのことをKAMIKAZEというのです。
時代により言葉というものは、変わるものの、日本からの外来語は、世界で、正しく使って、外来語になってほしいと思うのです。

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