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DOCGとそれに合うもの

2016.2. 7

 Bulichella(宮川さん)からいただいてきたマグナムは、一人では飲みきれないので、次の機会を待ちますが、彼のところのワインで、私が好きなのはシラーで、Hideと書かれた彼の車の絵のものです。

 Bulichellaの帰りのMancianoのCoopが新しくなっていて、シエスタ時間でもやっていたので、ゴル ゴンゾーラある?と聞くと、どっち?という返事、すかさず、ドルチェと言って、どれくらい?これくらいでいい?と言われOKして、買ってきたのですが、日本のスーパーでは、こんな会話ないだろうな?と思ったのです。日本で、まったく「少々お待ちください」というマニュアル言葉に辟易していたのです。だからつい、羊と牛の半分づつのリコッタある?と聞くと、あるというので、これも調達しました。

 DOCGの多くは、シシャモや豆腐、枝豆など、日本のいわゆるつまみにはあまり合いません。
ずいぶん研究しましたが、日本の人には、こんな方法はいかがでしょうか?
のり、わさび、ゴルゴンゾーラです?
だまされたと思って一度試してみてください。

こんなふうに。

 少し日本にいて、食事するときは、一人でなかったし、どっかへ一人で行っても必ず、コックさんや、板前さんや、そこのオーナーと話しながら食事していたので、一人での食事は、しばらくでした。けっこう、いや、突然、無人島に送られた人になったみたいで、寂寥感がきますね?ところが私、いじめられるのが好きなんのか?なんて言いますか?マゾ?その上、自分を客観的に見る癖があって、「ざまあみろ!世の中には、本当に一人ぼっちで寂しい奴がたくさいるんだから、お前もたまには味わってみろ!」みたいにもう一人の自分が私にささやいています。
 寂しさを紛らわすのに、Piano向かいWhite Christmasをたまらなくやさしく奏で、次は、何故か酒と涙と男と女でつぶれました。シラーと新しいのりゴルゴンゾーラの酔いは、格別です。

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