イタリアからのてがみ
イタリアOrvietoも夏時間に変わりました。
2017.3.29
毎年二回くりかえすこの時差の変更は、冬時間から夏時間への変更のほうが気分的にも、よいですね?あたり前のことですが、昼と夜の時間の同じくらいな時にこの時差の変更は行われます。ここIl Riposinoでは、吉野の桜が満開の時期とかさなります。
少し遅れてサクランボの桜が開花します。これもきれいですよ!
そして農作業のほうは、いよいよぶどうのレガーレという作業の時期です。ぶどうは手で取るので、とりやすい場所まで枝を矯正して、針金に留めておく作業です。こうです。
この後に いじめっ子の私が楽しみにしているぶどうたちを泣かせる作業がありますが、今年は少し水が足らない気がして、よく泣いてくれないかも?と思っています。動物ならぶてば(打てば?)泣くかもしれませんが、ぶどうは、泣く原因の水を補わないとたくさんの涙を流してくれません。どうなるでしょうか?しばらく雨がないようですが。自然に頼る農業のつらいところです。
でも何とか終わりました。ご覧ください。Orvietoは、笑っているでしょう?
寝ないで、業務でアブルッゾに行ってきました。イタリアを横断したのです。今年のアブルッゾは地震と大雪で大変な冬でした。
まだ雪がありました。
ね?ここのところ私は、車で動いています。
でもIl Riposinoは、春です。
Tulipanoが咲いて、カモミールに取り囲まれています。ゴンマ屋さんか来て、「お前は、日々よく眠れるだろう?」と言って、冬用のタイヤを夏用に変えてゆきました。ゴンマ屋は、タイヤ屋のことです。
実は、この白い花々がカモミールであることを知りませんでした。こんなにあるけどでも、あまり寝れないのは、かたっぱしから、無情に刈っているからその花の恨みで心穏やかにさせないのでしょうか?刈っても刈っても出てくるのですよ!少しほおっておきましょうか?