イタリアからのてがみ
オリーブの収穫です。Orvietoから。
2017.10.29
イタリアでは、(ヨーロッパかな?)オリーブオイルは、Umbria かトスカーナ、トマトは、Puglia、Pastaは、アブルッゾ 女は、Napoliと言われています。最後は、良く知りませんが。でも、少しづつ日本でも、この差がわかり始めているようです。あまり理屈ではないみたいです。日本でワインを作るのは、無理なのでは?だって、ぶどうの花が咲く時期が梅雨で収穫時は秋雨前線でしょう?何が言いたい?で、ここのオリーブは、理屈抜きにうまいと言いたいのです。すべての良いものは、東京に集まると言われているようですが、この今日絞ったものをブルスケッタにして食べることはできないでしょう?興味ありましたら、いつでも、どなたでもおいでください。歓迎します。
ついでに収穫手伝って!
今年のUmbriaでは、なにしろ雨がなく、オリーブも非常に量が少なかったので、爺やのRobertoと二人でやっています。
上腕二頭筋が痛くなります。
しばし、Novelloを飲みながら、昼食です。
社に二人のオリーブオイルソムリエがいます。その二人がけっこう、手伝いにも来ないのに、うるさいのです。で、今年からMulino(油引き工場)を変えました。Mulinoの機械が古くて、でも人が良いところを20年も使っていたのですが、人が悪くてそれでも機械が新しく、技術の高いところが、しかも近くにあって、人の悪いのは私が少し苦労すればいいと思って、新しいところに変えました。もちろん、CecciとかFrantoioという(オリーブの種類です。)辛めのものは、すでに収穫して、いつものTreviに送って、600本ほど日本におくりましたが、オリーブというのは、今時分にならないと油分がでないので、本格的に収穫するのは今です。また味は集めてから挽くまでが勝負なので、これ本当に、体力使うのです。2kgは落ちますよ。
これで、600kgくらいかな?
ね?
理屈抜きのオリーブの収穫でした。そして、減量にも成功しました。