イタリアからのてがみ

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日本には、枝打ちという表現がありますが、イタリアでは?

2018.2.10

 今の時期に、必死でしないといけないのが、木々の剪定です。オリーブやブドウは一人でできますが、大型の木は、人を頼まないといけないのです。今日も、Quercia(樫の木)の剪定を頼みました。

 朝、陽が出たところなので、逆光になってしまって、反対からは、撮れないのでこんな画像です。まあ写真は、下手なのですが、でもこのQuerciaは、名木で、葉っぱも手の形になっていて、私の大好きな木です。イタリアでは、すべての木は、Forestaleという森林警察の許可がないと、(自分の木でも)切れないのです。このQuerciaは、燃料にも適していて、固い木です。さて、ところがそのあとが問題でして、日本では、枝打ちした木も植木屋さんがすべて処理してくれるのですが、ここではそうはいきません。

細い木です。これは、暖炉に火をつけるときのものです。

中くらいの木、太い木と分けて、

 整理をするのです。大型の木を切ったので、どうやら二年分ほどの暖炉用の木ができました。
でも、この作業けっこうな仕事になります。肉体労働ですので、ストレッチしていると寝ちゃっていてよく眠れてよいのですが、 イタリアに戻ったら、芥川賞、直木賞を読もうと思っていたのに、実現していません。そいえば、みずず書房のファンゴッホの手紙も、90ページで止まっているし、読み返そうと思ってもってきた、「大地」は、スタートもしていません。でもファンゴッホの手紙は、読みつくして、Vicenzaでやっているゴッホ展にその本を片手に行く予定しているのに。
 私はこのように、追われる気分がたまらないです。なんていいますか?サド?マゾ?いじめられ好き!所詮Pigro(怠慢)なのでこうして自分を追い込まないと何もできないのです。いやな奴です。
大きなQuerciaの枝打ちが終わりました。

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