やっと日本でもこの油の良さが知られはじめていることに、私は、大きな喜びを感じています。
友人の神尾君が奇跡のシェフという本を出し、その後、がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事という本も好評で、樹木希林のデスクの本棚にその本があったり、日野原重明先生が毎日オリーブオイルを飲んでいるという報道だったりで、本当にポピュラーになりました。
ただまだ用途によってオリーブオイルを選ぶというところまでには至っていないようです。

オリーブオイルの収穫は年に一度で秋から冬の時期に行います。
収穫したらできるだけ早くＭｕｌｉｏｎｏと言われる油引き工場にもって行き油にするのですが、収穫して油にするまでの時間を短くすることが良いものにする最低の条件です。

我々の地域のものは、自然で何も加えていないものなので、劣化も早いものなのです。保存には光と空気と気温に注意が必要です。
使用頻度が少ない場合遮光の瓶のものを選ぶべきです。そして一度開けたら早く使うことです。

開封してから開けっ放しはいけません。
低い気温のところには、置かないことです。凝固は、８度Cくらいで始まります。
そのため、当社のものは、遮光の瓶にしていて、２５０ｍｌと少量で、冷蔵庫に入れないように伝えています。