イタリアからのてがみ

ホームイタリアからのてがみ村田節子先生のお墓詣りをしてきました。

村田節子先生のお墓詣りをしてきました。

2019.9. 1

 古典オペラで一世を風靡した方でした。Perugiaの老人ホームにいて、3か月に一度位は、行き来していましたが、母親の死と重なって、会えなくなっていた時にお亡くなりになったのです。
私が行くと必ずおしゃれして彼女の部屋で待っていてくれ、食堂でいつも馳走になっていました。
多分国から歌でヨーロッパに派遣された初めての人なのでは?と思いますが、マルセイユに船で入ってきたと言っていました。
なんで私がこの婦人を知ったのか?と考えてみると、奥田智重子さんからなのですね!(日本初のプリマドンナで藤原を作った藤原義江の相手役だった人)その智重子さんがよくオーストリアの帰りにうちに寄っていて、その妹の刺繍のオクダトシエさんがPerugia にいたときに紹介されたのです。思い出しました。
ただ別れ方が何となく満足していなかったので、どうしてもお参りしたくて調べにゆきました。
ホームの受付の人は、私を覚えてくれていて、お墓も、教えてくれました。
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 Orvietoの花屋でこんなかわゆい彼女好みのものを作ってもらって、一時間のドライブで行きました。
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多分お墓など見たことない人も多いと思うので画像を撮りました。
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そうなのです。Perugiaの役所のお墓の中なのです。
多くのお弟子さんもいたのでしょうが?
私は、でも何かスッキリした気持ちになっています。時には、愛人のごとく?でも90歳過ぎていましたが。
会うたびに豊かな気持ちにしてくれた人でした。
お墓に向かって手を合わせると朝の光が入ってきて、鳥のさえずりが聞こえててきて、爽やかな時間でした。

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