イタリアからのてがみ

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こんなに長く日本にいるとは思いませんでした。

2021.5.26

 12月初めからですから、こんなに長くいるのだったら薄くなった前髪の植毛でもすればよかったと思うのです。「まあ!」これは、欲。
 たくさん本を読めました。芥川賞、直木賞、本屋大賞、長くかかったみすず書房のファンゴッホの手紙、らその上、読後、気になったフレーズの読み返しも終わりました。そして、今友人から勧められた「隅田川暮色」という芝木好子さんの作品に挑んでいます。久々に広辞苑を必要とする本で、その行為(広辞苑を頼る)に酔っています。そのほか、写経していますし、(日本でしか出来ないことで)気に入った筆もゲットしました。そして、Piano Forteですが、世間の気分が暗いので、出来るだけ明るい「Let It Be!」「明日があるさ」「みかんの花咲く丘」も仕上げました。ポール、九ちゃん、川田正子に近づいたかな?
 いまだ少年気分が抜けなくて、「夢」があります。これはかなっていません。夢ですから!でも追っています。いつの日からか初版本を少しづつ集めてあります。1)これをゆったりじっくり読むということと、2)風邪くらいの病気の時に、自分の体力と食事でなおすことです。
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 列車に乗るとほとんどの人がスマホをいじっています。私はいまだに携帯は、ガラ携で、Ipad使っていますが、列車に乗るとIpad使いたい時でも、我慢して本を読むようにしています。世界中でスマホ現象は、こうなのですが、何かその光景に異常を覚えるのからです。
 そして本、その初版本は、出来れば、先に言ったようにゆったりじっくり読むと、作者の息づかいが聞こえるのでは?と思っているのです。そうすると一つの場所に長くいないといけないのです。こんなに長く日本にいたわりに、一か所にいなかったのでこれら初版本を読むことが出来ませんでした。何度も読んだ本の一つのページのこのフレーズには、毎回泣けるとか震えるとかいうシーンを初版本で、味わいたいのです。出来たら潮騒を聞きながら。1)です。
 2)24歳の時からトップでした。で、どうしても調子の悪いことをひとに知らせることが出来ないので、薬にたよります。
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 はげぐすりからのど飴、抗生剤まで、いまだにはなせません。眠眠打破、ユンケル、等、おかげで薬を使うことを抑える人もいないので、大きな病気になったらさぞ薬の効果はないものとは思うのですが?そのくせ、まだ体力はあると思っていて、でも薬なしで病に向かう気はないのです。薬好きは、治らないみたいです。でもこの二つの夢をあきらめないで、追い続けます。
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こんなことでは、いけないな!と少し自虐的な気分で今日は、ハイボールと思って、作ると、久々に全く60年以上も年を取らないおじさんに会いました。ね?この人はじめからおじさんだった。でも全く変わらないでしょう?年をとらない秘訣は?とある店で聞いたところ、そこのおねえさんは、返事もしないで、でもあきれ顔して、つまようじ入れのおじさんを「はい!」と渡してくれました。
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相手してられない?いいです。酒と涙と男と女をPiano Forteでひきながらハイボール飲んでつぶれます。一人?とんでもない。今夜は、Torysのおじさんと二人です。


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