イタリアからのてがみ
そろそろ終い支度かな?
2023.5. 1
と思うことがあるのです。私は1997年にイタリアに入ったとOrvietoの役所に書かれてあります。当時初めて深く親しくしてもらったイタリア人で、犬の協会の会長だった人で、Rino Rosciarelliという人がいました。ロバートデニーロに似たハンサムな男でしたが、彼、若いときに両親を亡くして、62歳のときに、23歳の美人と初婚で結婚して、多くのOrvietoの男性をうらやましがらせた人でした。2人の子供を作ったのですが、8年ほど前にガンで他界しました。
別れの席に居合わせ出来なったので、OrvietoのCimitero(お墓)に墓参と思って行って来ました。受付に行ったら幸い知り合いの人で、それでもその墓石を探すのに少し苦労しましたが、見つかり、素敵な笑顔の画像のある墓碑を見つけました。お父様、お母様といっしょに眠っていました。イタリアのお墓は、こういうものです。イタリアでは、決まってその人のいた場所が見えるところに墓地があります。
犬の仕事をやっていたので、犬といっしょの画像がTomba(墓石)にありました。その後、彼が愛していたマリアという奥様と彼の住んでいた家に行き、生前お世話になったお礼を言って来ました。
私も死んだら、このCimiteroに入るのか?などと思いながら、でも誰も来てくれないだろうから、オリーブの木の下にでも埋めてもらおうか?などと終い支度を考えました。
Il Riposinoに戻り、私もどこで、死ぬのか?と考えてしまいました。人は死ぬので、「終い支度を考えないと!」でも俺って花の時期あったのかな?などとも考えちゃたのです。