イタリアからのてがみ

あかぎの輝き

2025.3. 9

という前橋原産のバラがあるのです。色が変化する素敵なバラなのです。このバラをここOrvietoのRoccaというところに植えてみようと何年か前から、思っていたのです。
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これがその部落の入り口です。バラの町と書かれているでしょう?
植物の輸出にはいろいろな規制があるのですが、何年かやっていてばらの冬眠(植物も冬眠すること知らないでしょう)の時期になら出荷出来るということで、郵便局の早い宅急便(EMS)で送ったのですが、私の携帯の電話や住所が間違っていて、着かないのです。すでにOrvietoの役所にそのバラが着くと言っていたので、仕方なく日本へ行き、羽田の第三ターミナルにある横浜植物防疫所羽田空港支所というところに行きヌードになった(土がついていたり、芽がでていたりしたら輸出できないのです。)冬眠中のバラを見てもらって、確認の上この書類をもらいました。
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そして没収されると嫌なので、手持ちで2株、荷物に2株持って、羽田から出て、韓国インチョンの家に一泊して世界のミーテイングポイント、イスタンブールを経て、水を含んだタオルに包んだバラを持って行ったのです。
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この画像は、(Orvietoのバラ担当のMoniaらです。)彼らも楽しみに待っていると思ったので。
 
 無事手荷物もあれだけ水分含んだタオルも、とがめられないで無事Roma空港に着いたら、前橋市の担当からMailが入ってきて、郵便の宅急便で送ったばらが着かないのは、このあかぎの輝きのバラの株がヨーロッパには、受けられないバラの株なのだそうです。
ですから申請して見てもらって入国できるわけないので、そこは元ハングレですから持って出ちゃった。
家に持ち帰ってみると何か植えられそう?
でもいけないのです。
ミャンマーのロヒンギャ、1950年代のアメリカの黒人?に対する対応?みたいに殺すの?と思うのですが。

 何年かにおよぶあかぎの輝きの輸出、と5月にその輝きを見られないで終わりそうです。少し情けないあかぎの輝きの報告でした。疲れました。

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